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愚者の王の誕生パーティ

 なんかヒエロニムス・ボスあたりが寓意画にしそうな光景で、なんとも。そのうち参加者200人の名簿も文春に流出するだろうから、それはそれで見もの。生きている、見世物になってカネを稼いだ、という以上に、なんにもやり遂げたことがないまま、というより、余計な雑念だらけで40歳、って、人として厳しいよなぁ。それ以上に、そこに群がっている連中のうさんくさいこと。障害があるから、って、独身ならともかく、奥さん、いるでしょ? 屁理屈で擁護すればするほど、どんどん怪しくなる。

 しかし、近年の日本、すごいなぁ。小保方だ、佐村河内だ、に始まり、野々村だの、ベッキーだの、ショーンKだの、GACKTだの、そして、挙句がこいつ。その取り巻きまで含めて、なーんにも実績が無い。空っぽなのに有名人。それを見に人が集まって、本が売れて、カネが稼げる。カリオストロやデオン騎爵みたいな贋者たちが社交界を跋扈したフランス革命の直前とそっくりだ。

 あの時代、本者はどこにいたか、というと、自然史博物館。今のフランス学士院。そこで、メイソンリーの最後の詰め、名誉革命のような無血民主化の計画を立てていた。しかし、ここにもオルレアン伯爵みたいな如何者のが入り込んで引っ掻き回し、恐怖政治に突き進み、みんな巻き添えになってしまう。さて、いまの我々は、どこに隠れればいいのやら。