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正直なクレタ人

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 私は差別と中国人が大嫌いだ、というアメリカンジョークがある。暴力撲滅、ヘイトスピーチ嫌い、等々は、他人を巻き込む分、嘘つきが、嘘はついていない、酔っ払いが、酔っ払ってなんかない、と言うのよりタチが悪い。正義の仮面をかぶっているから、よけいタチが悪い。

 暴力がいいわけがないが、だからといって、撲殺していいわけがない。ヘイトスピーチがいいわけがないが、だからといって、言論の自由を禁止していいわけがない。テロと空爆、どっちもどっち。だが、どっちもどっちだけに、たがいに相手をそれだと言って、自分を正当化する。でも、ほんとうは、どっちもダメだろ。

 どっちかが正しければ、反対側が間違っている、という推論は、その推論の前提の論理が間違っている。両方とも間違っている、ということがありうるのだ。だから、まともな人間は、どっちにも与しない。馬鹿どもの争いを笑う。しかし、それだと両方から標的にされる。テロだの、デモだの、どっちもなんとも面倒な連中だ。