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『朝まで生テレビ』のテーマ曲

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 有名なわりに、ずいぶんいい加減なデマが出回っているが、あれ、Geoffrey Bastowのpositive force (The AV Conception Volume 1, 1986)という曲だ。あの番組、私みたいなのを含めて、かなり異色のスタッフで作られていて、音楽も、始まる前からノリノリ。荻野目洋子のVERGE OF LOVEなんかも、調整のために、よくかけていた。そんな音響さんが選んできたのが、これ。番組の始まる前年に出たばかりの、ドイツテクノ。

 Geoffrey Bastowは、英国人ながら、ミュンヘンに移ってきて、最初は大野雄二みたいなジャジーなソフトロックを書いていたんだが、そのうち、シンセでGiorgio Moroderなんかのイタロ・ディスコ(イタリアでヒットしていたテクノ、YMOディスコみたいな感じ。これもお勧め!)を作るようになった。しかし、ディスコブームが終わってしまうと、シンセ・フュージョンに凝って、86年から90年に欠けて、十数枚ものアルバムを出す。昔からシンセブラスとスラップ(チョッパー)やランニングのベースが特徴的。時代的には、ディーター・ボーレンの裏声のモダントーキング時代と重なる。

 まあ、当時のシンセ曲のクセとして、やたら実験的駄作が多いのも事実。とはいえ、掘り起こしてみると、なかなかおもしろいモノもある。昨今、気軽にドイツAmazonから輸入できるので、ありがたい。