THE BIBLE の続編?

 この春、米ヒストリーチャンネルで、全10話(1話1時間)の聖書のミニシリーズが異例のホームランヒット。1話から5話までで、天地創造からバビロン捕囚まで。6話から10話までで、イエスの誕生から磔刑パウロの回心までを描いている。すぐにDVDも出た。このDVDがえらいのは、最初からNTSCとPALのダブルフォーマットで、リージョンコード無し、英語字幕付き、というところ。つまり、どこの国でも、そのまま見られる。

 それ以上に驚いたのは、その続編の製作が決まったこと。それこそ使徒行伝からキリスト教弾圧と国教化、中世の十字軍、宗教改革、現代の宗教テロ問題まで突っ走るのだろうか。よくわからないが、そりゃすごい。これまた数年がかりの仕事になるのだろうが、かなり期待できそうだ。そうでなくとも、ノアの箱舟だの、モーゼのエクソダスだの、聖書もののハリウッド超大作が企画進行中で、いまのCGの技術を使って、あの驚愕のスペクタクルシーンを巨大スクリーンで見てみたい、というのは、当然の需要。というか、いまの大作志向の映画の最後の命綱。

 日本も、三船のころの『日本誕生』とか、バブルのころの『ヤマトタケル』とか、特撮のとんでもないクズ映画を作ってしまったが、今のセンスで、ゼロベースから脚本を練り直して作れば、ネタとしては海外輸出可能な、かなりおもしろいものができるんじゃないんだろうか。