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見たことのない学生たち

 どこの大学でもそうだろうが、学期末になると、なぜか学生が教室に増える。最後だけ出ればなんとかなるだろう、いや、なんとかせねば、ということで来るらしい。

 が、なんともならんよ。出席したかどうかは、事実の問題だ。私のところは、携帯にキーワードをかまして、時刻まで抑えている。その記録があるなら、当然に修正に応じるが、証拠も根拠も無いのに、出欠簿がまちがっている、などという失礼な言いがかりは、まったくもって論外。卒業が危ないんですぅ、とか、単位が足りないんですぅ、とか、言われても、そりゃ、こんな出席状況では、どの講義でもそうなるだろうな、と思うだけのこと。学則に2/3ルールがある以上、単純に、教務の採点対象外なんで、泣きつれても、点をつけるつけない以前の話だ。まして、この御時世に、記録の改竄なんか、ぜったいにやるわけがあるまい。わからんのかなぁ。わからんから、こうなってしまうのだろうなぁ。

 とはいえ、しっかりやっていると、面倒もある。単位不足、卒業不可に驚いた親が、教務に、うちの子は大学に行っていなかったんですか、と問い合わせてくると、所属学科ではなく、私のところに、出席状況を教えてほしい、と連絡がくる。そりゃ、全回、記録してるけどさ、そのためだけに私が大学に行って自分の記録を確かめることになる。人に聞く前に、本人や親、学科の方がもっと正確に状況を把握しておけよ、と思う。