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台風で休校。だが結局は出校。

 学生便覧も、きちんと目を通しておくべきだ。10時の時点で、暴風警報が解除になっていなければ、全日休校だ、と、きちんと書いてある。風も止み、雨も上がっていたが、とにかく10時には解除されていなかった。なら、行かない。結局、解除されたのは、10時7分。7分とはいえ、規則は規則。ごちゃごちゃ変更すると、混乱するだけ。

 ところが、学期末で、資料が大学の研究室においてある。出席だの、成績だの、そういうものは、私は大学から持ち出さない、持ち帰らない主義だ。しかし、どのみち今日、講義の後に整理しとうと思っていたのだから、こうなると、次の講義に差し支える。やむをえん、というわけで、出校。

 大学は、一部の職員以外、ほとんど誰もいない。売店や食堂などもシャッターが閉まっている。入口の掲示を見て途方に暮れている学生がひとり、ふたり。べつにこのあたりは、もともと台風の影響はほとんどなかった。県境に高い山があるおかげだろうか。それにしても、この大学は、ふつうの休日でも、けっこう学生がいるのに、誰もいないとなると、妙だ。楽器の音も、何も聞こえない。

 夜までやって、ようやくやるべきことは終えたが、ふだんは会わない警備の人と話をしたりして、なんだか不思議な一日だった。