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花見日和

 急に暖かくなった。暑いくらいだ。気温は20度を越えている。こう寒暖が急変すると、体がついていかない。一言で言って、ひたすら眠い。そのうえ、この商売、新学期というのは、あれこれ事務や面倒があって、軌道に乗るまでがあれこれ疲れるのだ。

 大学はもちろん、近所の小学校や歩道、川っぺりも、もう桜は満開。花見にそぞろ歩いている人も少なくない。とはいえ、この時勢だから、宴会はいない。以前は、屋台も出ていたし、ブルーシートで昼間から酒盛りをしている人もいたように思うのだが。今年は、送別会、歓迎会も少なく、飲食店は大変らしい。もっとも、そんな会をやるたびに、いちいち酒を飲んでバカ騒ぎをやっていた方がどうかしていたのだと思う。ヨーロッパや米国では、せいぜい会議室でコーヒー片手にドーナッツパーティだもの。

 花見も、花見なのだから、花を愛でてこそ。空の青さ。風の匂い。車の窓を開けるだけでも、春を感じることができる。高度経済成長だかなんだか知らないが、いままでが変だった。せっかく四季が豊かな国なのだから、そんなにあわてず、それぞれの季節を楽しみ暮らせるようになるといいと思う。