浦島太郎にはなりたくない

 東電の社長が記者会見をやっていた。お元気そうでなにより。それにしても、まさに違和感。最近、西山さんにしても、藤本さんにしても、場馴れしてきて、まあ、なんとかそつなくこなしているのに。原稿が悪いわけじゃないのだが、読みながら、あごが上がる。気持ちがへしゃげそうなのをこらえているのだろうが、生意気そうにしか見えない。前のタコ蔵の記者会見より悪い。いまだに官僚が守ってくれると思っているのだろうか。

 非常時に入院してしまう、ってのは論外だし、臨時代行が立てられず、勝俣のカイチョーが出てくるしかいない、というのも、不思議な会社だ。だいいち、副社長たちも代表権を持っているし。とはいえ、この状況で、だれも社長臨時代行になんかなりたくない、というのも当然のこと。本体は、どうせ債務超過の管理会社になるのだし、ここで社長なんかになったら、最後まで福島の後始末の責任をおっかぶさせられる。ころあいを見計らって、お手盛りの退任慰労金をもらって、責任を取って辞任します、っていう方が楽。

 石原さん、個人的には好きじゃないけど、自分のとこのレスキューをかばって怒って泣いたのは、やはり上はああでなきゃ、と思わせた。一方、ダメな会社には、ダメなトップがいるもんだなぁ。