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キング牧師は凶弾に倒れた

I have a dream の演説は有名だが、I've Been to the Mountaintop も、心を打つ。翌日の凶事を予感し、覚悟を決めていたかのようだ。半世紀を経ても、我々にその思いが伝わる。それに比しても、日本の首相、フランスやアメリカの大統領の狼狽ぶりは何なのだろう。信念の無い者が語る言葉は、あまりにも薄く軽い。こういう指導者のいない時代には、古い教えを思い出すことが大切だ。先月来、『黙示録』のこんな一節が気になる。

御使は地の葡萄を刈り集め、神の激しい怒りの酒樽に投げ込んだ。その酒樽が都の外で踏まれた。すると、血が流れ出て、一千六百丁に渡って広がった。また、ひとりの力強い御使が、大きな挽き臼のような石を持ちあげ、それを海に投げ込んで言った、「大いなる都バビロンは、このように激しく打ち倒され、そして、まったく姿を消してしまう。また、おまえの中では、立琴をひく者、歌を歌う者、笛を吹く者、ラッパを吹き鳴らす者の楽の音はまったく聞かれず、あらゆる仕事の職人たちもまったく姿を消し、また、挽き臼の音も、まったく聞かれない。また、おまえの中では、明かりも灯されず、花婿、花嫁の声も聞かれない。というのは、おまえの商人たちは地上で勢力を張る者となり、すべての国民は、おまえのまじないで騙され、また、預言者や聖徒の血、さらに、地上で殺されたすべての者の血が、この都で流されたからである」。