大阪は水がうまい

「ほんまや」という商品名のとおり、これは驚いた。というのも、かつて、大阪は、むしろ水がまずいので有名だったからだ。いや、ボトルで買ったことはないのだが、とにかくふつうに水道から出てくる水が、そのままはもちろん、茶にしても、コーヒーにしても、なかなかいい感じなのだ。汚名返上とばかりに、水道局が濾過方式を工夫して、えらくがんばったらしい。

 仕事柄、あちこちに行くので、あちこちの水を飲む。ホテルでも、水道の水を湧かして、茶やコーヒーをいれる。地元が言うほどでもない典型が熊本の水で、阿蘇の天然地下水ということなのだが、とにかくがちがちカルシウムが多い。ちょっとこぼすと、洗面台に水輪の跡が残る。ポットその他は、薬品洗浄しても、1年でダメになる。まあ、好きな人はいいが、私はいらん。まして、福岡は、ウワサどおり。ああいう地形だから、ぜいたくは言えないが。

 海外もいろいろ。マインツなどは、これまた意外に、なんの問題も無い。ブリタを通すだけで充分。いちいち水を買っていると、重くてしかたない。一方、スイスやイタリアなどは、場所によって、ものすごくひどいところがある。あれじゃ、飲めたものではない。東京も、味は悪くなかったのに、残念だ。