年頭のごあいさつの仕方

 今日から大学の講義も始まった。そして、教授会。まだ松のうちだから、「こんにちは」ではなく、年頭の御挨拶をしないといけないのだろう。しかし、いったいどこでどう諸先生方、職員の方々に御挨拶をしたものか、まことに困った。たとえば、エレベーターの中。「こんにちは」で会釈ならなんでもないのだが、「明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします」などと長々深々と頭を下げるには、ここは狭すぎる。だいいち、何人かの先生が先に乗っていると、いったいどっちにどう向いていいのやら。

 そして、教授会の建物のホールでのエレベーター待ち。これも、困る。先に何人もいっぱいいすぎる。そのうえ、次から次へと別の先生がやってくる。そのたびに個別に挨拶をしてうろちょろなどというのは、じゃまでしかない。結局、みんなばらばらにごちゃごちゃ。

 考えてみれば、これまでずっと松のうちはオフだった。ふつうの会社って、どうしているのだろうか。電車の駅のホームとか、通勤途中の舗道とかでも、同じ会社の人や取引先の人を見かけるたびに、立ち止まって御挨拶をするのだろうか。自分の常識の無さで、今日はあちこちで失礼をしてしまったようで、とても気がひける。