厳秘資料を人前で読むアホ

 撮られたもなにも、そんなもの、こんな人がいっぱいいるところで、開くかねぇ。前から、この一派の人たち、ろくに組織的な意志決定もなしに、かってにぺらぺらと自分の意見を言っちゃうし、脇が甘いな、と思っていたけれど、ここまでくると管理はまったくのでたらめだな。

 べつにスパイ大作戦じゃないけれど、やばいことなら、資料になんかするものではあるまい。口頭で直接につたえるか、たとえ資料でも、その場ですぐに回収して、枚数を確認し、コピーさせないかするのが常識なんじゃないだろうか。ふつうの会社でも、たいていそうしていると思うが。だれにせよ、そんなもの、ポケットに入れて、どこかへ持ち出す、なんて、ありえん。落としたり、すりとられたりしたら、どうするの。まして、自分でポケットから取り出したんじゃ、どうしようもない。

 別に良い人か悪い人かなんて知らないけれど、元は弁護士だったとか。でもさ、弁護士って、法律の知識だけでやるものじゃないでしょ。それこそ、そこに守秘義務の穴があるようでは、プロとは言えまい。守秘義務は、情報を隠すことではなく、そんなものは無い、と貫くことだよ。