3Dテレビの失速

 早かったねぇ。いまどき電器屋に置いてあったって、だれもあんなの、見向きもしない。最初こそ、おもしろがって、みんな映画館まで『アバター』を見に行ったけれど、べつにたいした話でもなし、DVDで繰り返し見るような作品じゃない。致命的だったのが、期待の『アリス』。興行的にもまずかったようだ。『カールおじさん』もダメだったし。コンテンツがないものは、どうにもならない。

 しかけはかんたんで、液晶のリフレッシュレートが倍速になっているだけだから、メーカーとしては、かなり期待していたのだろうけど、映画ならともかく、テレビは、あんなメガネかけて、正面で正座してみるようなもんじゃない。みのだの、小倉だのが、朝っぱらからこっちに飛び出てきたら、画面を蹴り倒したくなる。ジャパネットたかたみたいなのだって、飛び出すだけじゃま。笑えない芸人、一山いくらの娘も、論外。ようするに、コンテンツがなさ過ぎる。

 3Dテレビに可能性があるとすれば、ビデオやネットと同様に、エロがらみだろう。大型テレビより、ネットパソコンで飛び出せば、大量に飛び出すエロ画像が供給される。でも、それなら、液晶板をけちった16:9のワイド画面をなんとかしないと。横長はエロには不向きだ。なんにしても、あんな横長画面、ノートパソコンとしては使いにくくて仕方ない。