地方就職のデメリット

今日は成城学園の同窓会だ。だが、行かれない。新幹線に乗って日帰りという手もあるのだが、週日の仕事のことを考えると、体力的に三十代のころのようにはいかない。地方で仕事を持つと、人間関係はズタズタになる。日本社会は、あいかわらず会ってナンボで、地方に行った人間など、あの世に行ったに等しい。

私が東京でテレビの仕事をしていたころ、大阪大学加地伸行先生が自宅にまで電話をかけてきて、延々と一時間も、めめしくグチられたことがある。大阪にいたんじゃマスコミに出るチャンスがないんだ、本を出すのも大変なんだ、云々、云々。まったくとんでもない俗物野郎だと思ったが、実際、東京以外の街に住んでみると、多少は言いたいことがわからぬでもない。

だが、大阪や名古屋、福岡、札幌はまだましだ。地方には街に出られないやつらが吹き溜まり、トグロを巻いている。年功序列にアグラをかき、若い力を食い物にして暮らしている。悪いことは言わない。仕事は街で探せ。間違っても出身地以外の地方都市などには行くものではない。