マンガとアニメの粗製濫造

いったいこれほどの量を作ってどうするのか、というくらい作られている。なんでもかんでも作品になる。が、儲からない。それでさらに量産する。まったく悪循環だ。中身は似たり寄ったり。

ひとことで言って、くだらないのだ。作っている連中は、読むはずの連中よりも人間として劣っている。マンガとアニメばかり読んできた幼稚な記号的世界観。たしかに絵はうまいが、語るべきもの、聞くに値するものが、そこにはなにも無い。だから、世間から見向きもされない。もはや子供たちにさえ見捨てられている。ただ仲間内だけでカネが回っている。

絵画でも、音楽でも、そうだ。技術ではない。表現以前に、その人でなければ表現できないものをつかまなければ、なにを作っても空虚だ。逆に、どうしても伝えたいものがあるなら、それが聞くに値するものなら、技術がなくても、人はそこに心を奪われる。

芸術は、技術ではない。表現だ。だから、まず人間作りから始めないとならない。