手の3D的造形について

 3Dの初心者が手こずるのは、顔と手だろう。とくに手は形が複雑で、ややこしい。そして、その形状以上に、それが、きちんと機能的に動かないといけない。

 構造からすれば、指は5本。そのそれぞれに関節が3つずつある。うち、それぞれの指の上2つの関節は、X軸回転として前にしか曲がらない。根本の第三関節は、X軸回転に加えて、Z軸回転で左右に開く。じつは、これだけのことだ。

(ロボットなどで、この各指の第三関節のZ軸回転を省略して、四指を平行に並べて単純化しているものがあるが、これだと、対向する親指とでモノをつかめても、手のひらで包み込むことができない。3Dだの、ロボットだのをやりたかったら、高校生のうちに、きちんと石膏デッサンの練習くらいしておけよ、と思う。)

 というわけで、作ってみた。きちんと基本ユニットと、そのコンストラクションを角度的に設定すれば、そんなに難しくはない。そして、これなら指も自由に動かせる。手の形として絵画や彫刻で標準的に使われるのは、次の5つのポジション。すなわち、オープン、ニュートラル、ポイント、クローズ、サムアップ。これらの関節角度のポジションがわかっていれば、ほとんどの状況に対応できる。(ポイントとクローズで、親指の位置が異なるのには注意せよ。)

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