プロジェクターの色

 今日は、アニメの色の話をした。講堂にはパナソニックのプロジェクターが着いているのだが、これがいくら調整しても、彩度が上がらない。どうやってもセピア色なのだ。これって、ヨーロッパ仕様なのだろうか。

 というわけで、日本から持参したエプソンのプロジェクターと並べて写した。色の違いは見れば明らかだと思うが、学生たちにもわかっただろうか。というのは、この色の違いは、たんに好みの差ではなく、目の色の差だ、とも言われているからだ。薄い目の色だと、生理的にある程度以上の彩度の差がわからないのかもしれない。

 コダックアグファなどのフィルムは、基本的にコントラストが強く、発色が悪い。これに対して、フジカラーは、やたら発色がいいが、陰影にとぼしく、平板になりがちだ。日本のアニメの色が発達した理由の一つに、このフィルムの問題、そしてテレビへの適合があった。しかし、それはそれとして、トムとジェリーのブルーキャットブルースは、美しい。ディズニーのテクニカラーの話もする予定だったが、それは時間の都合で来週になった。