「オックスフォード円卓会議」って?

 「オックスフォード円卓会議」って何だ? なんだか知らないが、私に招待状が来た。組織のパンフレットをみると、イギリスのオックスフォード大学関連のNPOらしいが、アメリカの切手だ。いかにも、いかがわしい。

 20周年記念だとか言って、政治と企業の倫理をテーマに、35人の学識者(宗教人や法律家を含む)で会議を開くんだそうで、講演をしてくれ、それで論集を出したい、と書いてある。そりゃ確かにそういうテーマで、哲学っぽい英語論文を書いた憶えはある。まんざら人違いでもないようだ。とはいえ、いったいどこで私なんぞに目をつけたのか。会議のテーマ自体は、とても関心がある。

 しかし、招待と言っても、話が微妙だ。1週間で参加費約30万円を払え、と言う。往復の航空費は自分の大学に出してもらえ、と書いてある。なんだ、そりゃ。そんな金が、私にあるわけないだろ。それに、そんな航空費、私なんかに、うちの大学が突然に出してくれるわけないだろ。

 というわけで、かなりインチキくさい。しかし、現地では相応の待遇のようで、1週間で30万円というのも、食事その他のレセプション付きということからすれば、欧米の大学教授の感覚からすれば、実費くらいのものなのかもしれない。

 で、ネットで調べてみた。出席できるのは、たしかに招待者だけらしい。で、これまでの招待者を見ると、アメリカの大学人が中心だが、日本人もちらほらいて、国立や私立の大学の学長クラスの教授たちの名前も並んでいる。おやや、これって、意外にまともな会議なのかな、とも思うが、こういう大学のありあまる交際費のつかえる大御所連中が中心なら、なんで私のような小者のところに話が来るのか。そのうえ、Youtubeに円卓会議の変なプロモーションビデオがあったりして、これまたやはりインチキくさい。

 だれか、この「オックスフォード円卓会議」って、知らないだろうか。これ、まともな会議なのか? それともインチキ商売なのか? だれか他にも日本人で招待状をもらっているのだろうか? そりゃ、せっかく呼ばれた以上は、たとえインチキ商売でも、好奇心半分で、ありがたく行ってみたい。が、逆に、たとえまともな会議でも、やはり参加費30万円は、バカバカしくて、自腹では出せんなぁ。というか、どうやっても、そんなカネの余裕、無いし。もし関係者がこのブログを読んでいたら、タダなら行ってもいいが、ただし、格安エコノミーでいいから、切符もつけてくれ、と、伝えておいてくれ。