【物活論 hylozoism】

 [物質は、つねにいたるところに、ある種の本性的な生命力をその内部に持ち、これが生滅変化、運動、連関の原動力となる]とする思想。古代のミレトス派ヘラクレイトス、また、ルネサンス期のパラケルスス、ブルーノ、さらには近代のある種の進化論などに認められる。

 これは、擬人的な神々が外部から物質を支配する神話的自然観から、死せる物質という今日のような機械的自然観への移行の過程に現れる、原動力が物質そのものに宿っているとする汎神論的な、ある種の形而上的自然観である。