アナクシマンドロス (Anaximandros c610-c546 BC)

 アナクシマンドロスは、タレスの弟子で、タレスの哲学的探求態度を引継ぎ、その根本実体を論証的に〈無限定体〉と想定するとともに、それを変化発展させる必然性である法的秩序を考えた。この法的秩序は、いまだ、人間社会の法律のアナロジー(比喩)で表現されているが、その意味するところは、科学的な自然法則を予見したものであると言える。また、このような研究の他に、地図を初めて作った人とされ、円筒型の地球を想定し、天文学的な主張もおくつか残している。