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ヨーロッパのクリスマス回帰

日本では最近はコカコーラすらクリスマスCMをやらない。が、ヨーロッパでは、例年、12月、待降節を過ぎるとテレビはクリスマスCMが腕を競う。日本と同じ30秒というものもないではないが、より長い3分もあるCMもあるので、ドラマ仕立てで、しっかりしたもの…

ASKAの東京オリンピック2020テーマ曲

28日月曜の『ミヤネ屋』で井上公造が本人から送られてきたと言って音源を流してしまった。やつに渡す以上、機会があったら流してくれ、というのが、もともと含意されていた、というところだろうが。 長調単純和音のアウフタクトで4度入り、ファミレー、ファ…

ミステリの二重構造と第四者

ミステリはかならず二重の構造を持つ。1つは隠すべき物語、そして、2つめはその綻びを繕う物語。デテクティヴが追う殺人事件は後者。しかし、べつに殺人でなくても、失踪でも、なんでもかまわない。とにかく不可解な出来事があり、そのハウダニットとフー…

原恵一『百日紅』のこと

うちの学生、数百人に見せたが、かろうじて半分くらいがどうにか、というところ。後は筋が追えない。まあ、芸術系の大学と言っても、なんの芸術とも縁の無い、芸術というものを商品として消費するだけの連中が、もともと半分以上。世間よりまし、という程度…

弦楽器はなんでもあり

ヴァイオリンなんて、完成された楽器、だと思っていた。なにしろモノが高いし、たとえ新作でも骨董品のごとく大切に、というのが相場だった。ところが、この十年来、中国製で1万円台のが大量に出現。これに追随して日本製、米国製でも、わけのわからないも…

サンダーバードS号、であるか。。。

この番組、いったいいつやるんんだか、わかんないよ。不定期放送って、あえて見せたくないんだか。制作が間に合っていないなら、月2回、第一、第三土曜、とか、決められないものかね。そもそも、教育ではなく総合で流す意味があるんだろうか。それも、この…

ロバート・マッキー氏の新著『ディアローグ』

手づから送っていただいた。恐縮至極。さっそく読み込んでいる。オースティンら日常言語学派のスピーチアクトの概念を拡張し、映画だけでなく、小説や演劇の対話の深層を分析している。もちろん、後期ヴィットゲンシュタインに言語ゲームというコミュニケー…

ラジオ体操という秘密結社

夏休み、と言えば、ラジオ体操。きっちり6時半。近所の公園でやっている。うちの子たちも、バタバタと毎日。老人会と子供会、ということだが、まあ、出てくるのは決まった面々。それでも、生活習慣となると、その前に目が覚める。 最近の体育の先生に言わせ…

DFP超極太楷書体は皇室御用達

ダイナフォントは、個人的には、わりに好きなセット。クセがなく、原稿やプレゼンでもよく使っている。だが、ダイナフォント、安いせいか、自称「プロ」のデザイナーには、あまり評判が良くない。やつら、やたら妙な、高価でアクの強いフォントを礼賛したが…

映画版『鉄塔武蔵野線』を読む

今年の演習は、けっこうツワモノの学生がいるので、安っぽい話はできない。ここ数回は、ドラマ、それもミニマムなものからドラマの本質を理解する、なんていうことをやっている。アクションだの、爆破だの、無し。トリックのドンデンも無し。登場人物も少な…

ポケモンGOとナムコ

CNNなどだと、米国でえらい騒ぎになっているらしい。韓国でも、すでにできる場所があるとか。明日にも日本で発売?になるだろう。じつは昔、できたばかりのゲーム業界にも、いっちょかみしていた。とはいえ、学生のころ。あれからなんと、ちょうど三〇年…

絶対音感よりも絶対調性感

世間で、絶対音感が、とか言うけれど、電子楽器世代で子供の時からずっと完全固定の音程を聞きなれてきた者なら、440Hzはもちろん、その他の音程も耳でわかるに決まっている。自分の楽器のチューニングに音叉なんかいらない。 ところが、日本のピアノは、442…

江戸川乱歩の『陰獣』

まあ、日本の大学の国文学じゃ扱わないだろうな。ところが、ヨーロッパでは、けっこう評価が高い作品だ。わざわざ翻案して映画化までしている。もちろん日本でも、なんども映像化されている。通俗的で伝統的な日本の耽美猟奇的エログロの体裁を採りながらも…

ヘミングウェイとゲルホーン

HBOのドラマだ。154分、2時間半以上の大作だ。日本ではゲルホーンがまったく無名であるために、邦題は『私が愛したヘミングウェイ』に変えられてしまった。だが、これはゲルホーンの回想録であり、まちがいなくゲルホーンの方が主役だ ヘミングウェイにつ…

『ナポレオン・ダイナマイト』のこと

今日はドラマ論で『ナポレオン・ダイナマイト』の考察。知る人ぞ知る超低予算(本体2000万円)カルトムービーだ。学生の反応は、この温さがたまらない、というのが、9割。嫌いだ、すぐに飽きた、というのが1割。好きとか嫌いとか、ただ勝手なことを言…

武士道とキリスト教

数年来、武士道文献を地道に読んでいる。といっても、新渡戸や『葉隠』ではない。井上哲次郎の『武士道叢書』だ。こんなもん、いまどきだれも読まんだろうな、というような、ものすごく古臭い、積極臭いしろもの。だいいち漢文だったり、古文だったり。さい…

オリンピックそのものが無理

死にそうなおじいちゃんたちがボケで誘致しちゃったけど、競技場がどうこう、ロゴがどうこう以前に、無理じゃない? 少子化に財政難、おまけに災害続き。福一は解決してないし、阿蘇や箱根、南海や関東を喰らうかもしれない、という状況でお祭り騒ぎって、東…

凸版文久明朝

明朝体がいちばん難しい。その中でも、おそらくもっともしっくりくる、私に限らず、世間でも、これこれ、というのが、凸版印刷の伝統ある文久明朝というフォントだろう。文春文庫など、凝りすぎていない、むしろ一般的な書籍デザインで、多く見かけるやつだ…

パナマ文章と『悪魔は涙を流さない』

ジョージ・ソロスという人物をモデルにしてヨタ小説を仕立てたのが、拙著『悪魔は涙を流さない』。南ドイツ新聞へのパナマ文章の流出元として、ようやく彼の名前が出てきたが、タックスヘイブンの問題は、ソロスの自由主義思想と相いれないところがあり、パ…

『おそ松さん』の色彩設計

あれ、垣田由紀子だ。水色と藤色の濫用、これにピンクと黄色を合わせるなどというむちゃな色彩設計は、2010年に彼女が手掛けた『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』にもすでに見られる。あれは、もともとアメリカンカトゥーンを意識して真似たも…

愚者の王の誕生パーティ

なんかヒエロニムス・ボスあたりが寓意画にしそうな光景で、なんとも。そのうち参加者200人の名簿も文春に流出するだろうから、それはそれで見もの。生きている、見世物になってカネを稼いだ、という以上に、なんにもやり遂げたことがないまま、というよ…

乙武が女に手を出し、足がつく!

最近、青い東スポ、飛ばさないなぁ。なにか勘違いしてないか。プロ集団のセンスプのように、ネタが取れないのはやむえないにしても、そこをなんとかしてこそ、ヨタ記者というもの。記事が硬いのは悪くはないが、定期購読じゃないんだから、とりあえず見出し…

モーリー・ロバートソンか……

偽物ショーンに代わって、もぐらのモーリーか。大学の同級生、といっても、数か月で、あいつ、いなくなっちゃったが。あれは、本物だ。だけど、テレビは、本物の意味がわかってないと思う。けっして悪いやつではないが、たいへんだと思う。ほんの数か月の付…

paypalのフィッシング

海外との個人売買で、十年も前、paypalを使っていた。国際決済としては、メールアドレスひとつで、とても簡単。しかし、昨今、amazonで国際的なマーケットプレイスの決済ができるようになり、年来、ほったらかし。カードも有効期限が切れたままだった。 それ…

パソコンはネットラジオ専用

パソコンが出たころは、ワープロと表計算がすべてだった。それが、BBSにつながるようになって、なんとかフォーラムみたいなのがにぎわった。そこから、ホームページができて、リンクからリンクへ飛んでいく「ネットサーフィン」(うーん、なんという恥ずかし…

black lives matter

公民権運動から半世紀。あいかわらず。ただ、現実問題として、こうなる理由もわからないではない。自分が警官だったら、やはり先に撃つだろう。銃やナイフで武装している可能性は、けっして低くはあるまい。とはいえ、確保した後にやっていることを見ると、…

χωριστον

昔の人は、五十で隠居したというが、よくわかる。コーリストン、離存感というか、社会というゲームで、いまさら金持ちになりたいとか、出世したいとか、モテモテになりたいとか、面倒くさい。そういうことは、若い連中でがんばればよろしい、と思う。旅行す…

ジャニーズと山口組

みんな、いつまで黙っていられるのかな。美空ひばりのころから二代目、三代目とずぶずぶだからね。もともと渡辺プロダクションが地元搾取の興行浄化をめざしてできたものの、当初からそのためにかえってみずからすすんで進駐軍と菱の傘下に。そのさらに下に…

正直なクレタ人

私は差別と中国人が大嫌いだ、というアメリカンジョークがある。暴力撲滅、ヘイトスピーチ嫌い、等々は、他人を巻き込む分、嘘つきが、嘘はついていない、酔っ払いが、酔っ払ってなんかない、と言うのよりタチが悪い。正義の仮面をかぶっているから、よけい…

川越と古市と川谷の違いがわからない

最近、よくわからない。この三人の区別がつかない。三人とも、みんな同じ顔に見える。そもそも、こういう顔って、どこ系統なのだろう。まあ、日本なんて島国で、みんなどっかしらからの流れ者なのだろう。思いっきり縄文人っぽい、こゆい人もいるかと思えば…

国立競技場A案

やっと決まったらしい。もともとどちらも悪くなかったが、A案の方が時代に合っていると思う。もっとも大きな違いは、建築思想だ。設計したのは、隈研吾。彼自身が大きく変節した。ちょうど時代の境目なのだろう。安藤だの、ザハだの、そしてB案の伊東豊雄だ…

ネットでラジオ

CDはかけかえるのが面倒。youtubeのチャンネルも、音にムラがあって、かえって耳障り。かといって、日本のFMは、なんであんな半端なタレントだらけなのか。曲も、おもしろくもないプロモーションの押し売りか、昔はやっただけのもので、音楽に詳しいディレク…

原研哉の「落選」案

原氏が自分の「落選」案を公表した。鼓動と共鳴を3Dの動的形態で表現する、というのは、まさにクリエィティヴな発想だ。赤一色で単調に思えるかもしれないが、グラデーションが複雑な奥行きを出し、飛行機や建物のマーキングでは、とてもおもしろい効果をは…

下弦の月と新酒を味わう

酒蔵に杉玉の下がる頃、季節もすっかり落ち着き、早くも今年を振り返りつつ、ちびりちびりと楽しむ。どうせ量を飲むわけでなし、ちょっと良い目のものを、まずは常温で。おりしも下弦の月。夜も更け、すっかり風も冬の気配。薄が揺れ、雲が空に陰を落とす。 …

生サーモン生卵つきをライスの上に

「生サーモン生卵つきをライスの上に載せてお持ちすればよろしいですね」 これ、十年くらい前からずっと流れているAFNのスキット。ファミレスらしい。しかし、いったい何が起こっているのか、謎。わぉ、、、というものが出て来て、おまえ、何たのんだんだ…

本山白雲と日本の彫像

彫像は、はやらない。習作さえ、やたら場所塞ぎで素材も手間も高すぎる。小さなデッサン像を作るのがせいぜい。そもそも彫像に値するほどの偉人がいない。建築はやたら予算が付くが、個人崇拝を嫌うせいか、いま、彫像にはスポンサーがいない。玄関ホールに…

本物の先生、本物の先輩

スポーツ新聞が人の名前を、ポンポンと配置、して(やつの同類かよ)、かってに飛ばしているようだが、買いかぶられても、しょせん大阪奈良和歌山の県境大学で学生相手にヨタの芸術談義を楽しんでいるだけのただのおやじだよ。せっかくなんだから、どこぞの…

オリンピックとヤン・チヒョルトのWaddem Choo NFのこと

いずれ騒ぎになって検索し、ここにたどり着く人もいるだろう。日本語で「チヒョルト」と表記されるが、ドイツ語としてはチッヒョルトと呼ぶ方が正しい。問題のWaddem Chooだが、「ワッデムチュー」と読む。意味がわからん、という人は、欧米人でも、ドイツ人…

ジェンダーフリーの代名詞

英語だけでなく、ドイツ語、フランス語、イタリア語などには、もともと名詞に「性」がある。フランス語やイタリア語では、性が男女しかなく、女性であることに差別感が無いからか、あまり気にしていないようだ。一方、男尊女卑の文化的背景があるドイツでは…

ゴキブリンピックそのものの鎮火

さんざんな夏休みだった。電話で追っかけられまくり。まあ、自分が悪いことをしたわけじゃないから、まだましだが、そっちまで中継車を出すとか、スーツやネクタイも準備するからとか、オカマ底抜けちょっと来ておくれ、状態。それにしても、民放、遅いよ。N…

オープンキャンパスと企画屋稼業

芸術計画学科、横文字でart planning という学科。1974年からある、うちの大学では意外に歴史と伝統のある学科だ。昨日今日とオープンキャンパスなのだが、毎度、説明に苦労する。 1970年の大阪万博を受けてできた学科なのだが、じつは、世界的にも、この分…

グレッグ・レ・モンとリシャール・ヴィランク

ツールドフランスを見ていると、国によってゲストの傾向も違うのに気づく。日曜の英国のeurosportは、孤高のグレック・レ・モン。さして私と年も変わらないのだが、不摂生のせいか、同一人物とは思えないほど往年の面影のかけらもなく、えらいふけたじいさん…

ペダルの王様

ふだん早寝なのに、ずっと見てるせいで眠くて仕方ない。ヨーロッパの時差は半端だ。米国のように、これが朝方までなら、あきらめて、とっとと寝る。が、12時半くらいでゴールとなると、もう気になって寝られん。なまじネットでフランス語の熱狂的な実況中…

熱波の中のツールドフランスだぁ!

今年はユトレヒトから。あそこ、真っ平らな街で、学生や若者も多く、もともと自転車が大量に暴走している。そこで初日から個人のタイムトライアルだと。駅前の裏側からスタートして新市街を回って戻ってくる。顔ぶれを知るのに、これはおもしろい。 その後、…

『火花』が芥川賞?

有名人にも、有名なだけなのと、結果として有名になってしまったのがいる。その中でも、秀才型で小器用なのと、天才型で救いようがないのとがいる。ジミー大西なんて、後者の典型だろう。たいぞうも似たようなことをやっているが、キレとハナが無い。このス…

左右の定義

右と左なんて説明するまでもない、などと言うなかれ。右と左というのは、意外に難しい。たとえば、自分の右手、というのは、これはそれほど問題はあるまい。では、車の右ランプはどちらか。これも、運転種の右手の側だろう。しかし、対向車の場合はどうか。…

『朝まで生テレビ』のテーマ曲

有名なわりに、ずいぶんいい加減なデマが出回っているが、あれ、Geoffrey Bastowのpositive force (The AV Conception Volume 1, 1986)という曲だ。あの番組、私みたいなのを含めて、かなり異色のスタッフで作られていて、音楽も、始まる前からノリノリ。…

ブランデンブルク協奏曲と三連符

最近は、ネットでいろいろな演奏を聴くことができる。中でも、気になるのが、ブランデンブルク協奏曲。とくに第一番は変で、もともとまったく独立の楽曲の寄せ集め。さらにその第一楽章となると、コルノダカッチャなどという妙なの2本が主役。それも、伴奏…

欧文ワープロ向きのフォント

欧文フォントは、作るのが「簡単」(日本語セットに比してだが)なので、やたらと種類が多い。のわりに、WORDというと、デフォルトのCentury+Arialのままという人も少なくないようだ。だが、それ、貧乏くさい。そんなもの、ペーパーとして、みっともなくて…

バックカントリーの誤解

近ごろ、ゲレンデ外を滑走して遭難しかかるやつが続出し、バックカントリー派は肩身が狭い。とはいえ、ゲレンデ外をデタラメに滑降するやつらを「バックカントリー」と呼ぶの、やめてもらえんだろうか。バックカントリー、というのは、裏山、という程度の意…